極低体重出生児ほのかちゃん

2月13日に急遽緊急手術により1,392gの赤ちゃんが誕生しました。名前はほのかちゃん。まだ漢字は決まっておりません。珍しい体験をしましたのでご報告申し上げます。

連絡は突然に

もともと出産予定日は4月5日でした。2子目ということもあり、特段の心配等はしておりませんでした。出産前週に妊婦検診があり問題があるようなことはいわれておりませんでした。ただ、子宮頚管が短いと診断されており安静にしましょうといわれていました。

2月13日の19時頃でした。職場で仕事をしているとプライベート携帯に電話が鳴りました。相手は妻からです。いつもであれば専業主婦の妻から仕事中に電話が来ることはまずありません。

なんだろうと電話にでると、電話先には義母です。

ものすごくいやな予感。。

そして的中。

妻が実家に遊びに言っている最中に体調が悪くなり出産予定の病院にいったところ、危険な状態であるため医者から旦那さんを呼んでほしいとのことぜんぜん意味わからん。

とりあえず、すぐ向かいますと伝え仕事を切り上げ病院に向かいます。この時点で若干のパニック状態です。向かっている途中にまた電話が。出産予定の病院では対応できず、大きい病院に搬送する旨の連絡。

あと1時間かかると伝えると搬送先の病院に直接来てくれとのこと。了解しましたといい電話を切りました。これは本当にやばい。母子のどちらか選べとか、子供をあきらめろとかいわれるのか??と思いながら向かいます。

あれ?搬送先の病院聞くの忘れた。

すぐに電話し確認。電車とタクシーで向かいました。

病院に到着

病院に着いたのが20時過ぎくらい。夜間救急の入り口から入り病棟へ。つくと義母がロビーに座って待っていました。

話を聞くと、今検査中なので検査後に先生がもろもろ説明してくれるとのこと。義母から聞くに急に体調が悪くなり出産予定の病院にいくと血圧がすごい高く、血小板数値が低く母体が危ないとのこと。赤ちゃんは元気に動いているけど、胎盤剥離の可能性となる血栓らしきものもがあり危険な状態とのこと。

本気でやばいやつじゃん。

しばらく待ち時間。翌日の仕事を休む連絡や、引継ぎ的な電話を何本かいれ、ただ待つのみ。しばらくすると女医さんがやってきて状況を説明してくれました。

状況としては、妊娠高血圧症(妊娠中毒症)です。現状において致命的な状況ではないけど、このままおいておくと致命的になる可能性があります。妊娠高血圧症は妊娠が原因であるため、根本的な解決は出産しかありません。赤ちゃんは比較的元気なため、帝王切開による出産を考えています。赤ちゃんは月齢が足りませんので肺の成長を促す薬を入れています。24時間まってもう一回薬を入れたいところですが、24時間まっては入られないので血液検査終了後手術に入ります。肺がどの程度発達しているかは実際に生まれてみないとわからないですとのこと。

説明を一通り聞いて、義母から妻を助けてあげて!と半泣でいわれました。義母もパニック状態のようで、母子の選択的な話をされましたが、そもそも選択肢はなく、手術の方針を伝えられただけなので、大丈夫ですよ。もちろんですと答えてひと段落。

妻との面会

手術前に同意書や詳細な説明を聞くため自分だけ病室の中に入ります。妻をみると顔がパンパン。高血圧の影響なのか体がむくんでいるようです。そういえば朝むくんでるという話してたなと思います。

麻酔の説明や、輸血等の同意書などもろもろの説明を受けました。帝王切開も縦ではなく横向きに切るので術後は目立たないでしょうとのこと。本人は意識はちゃんとあり、具合は悪そうですが会話は普通にできます。自分の状態が大変なのに上の娘のことを心配。妹さんに見てもらってるので大丈夫であることを伝え一安心。

とはいえ、もしものことがせあったらこれが最後の会話かなと思うと中々目を見て話せないものですね。気のいいたこともいえず。心配かけないよう大丈夫でしょくらいな接し方しかできず、無力さを痛感。

手術の開始

話を聞き終わり少し待っていると、看護師さんが急遽やってました。

手術の時間が決まりました。22時です!

・・・あと5分じゃん。

時間との勝負のようで、血液検査結果がでたようで即手術の決定したようです。手術については、麻酔をかけるために時間がかかるようですが、実際に腹部を切って赤ちゃんを取り出すのは5分~10分くらいのようです。赤ちゃんは1時間後くらいにでてきて、妻は2時間くらいで出てくるとのこと。

後はひたすらまつだけ

待ち時間

待ち時間はただ待つだけですので、それもまたきつい。

ここで自分の実家に何も連絡していないことに気づき、電話を入れておこうと思いました。正直手術終わるまで待ったほうがいいのか迷いましたがただ待っているのもつらいためとりあえず電話。

母親の携帯電話に電話・・・・・でない

実家の家電に電話・・・・・でない

父親の携帯電話に電話・・・・・でない

なんなんだこいつら。もう寝てるのか?何回電話してもでない。しょうがないからほっといていると15分ほどすると父親からの折り返しの電話。母親は寝ており、父親は風呂に入っていたとのこと。

とりあえず状況を説明。そうか、ちょっといまから母親起こすとのこと。起こした後、母親に変わる!といい母親に、もう一回同じ説明を実施。若干いらいら。

取り急ぎできることはないから結果がわかったらまた連絡する旨の連絡をして終わり。

待ち時間、ちょっといっとしましたね。

手術終了

23時前に赤ちゃんが運ばれてきました。低体重なのでNICUに運ばれます。その際に写真を撮らせてくれたり、生まれたときに泣きました(泣くだけの肺活量があった)とお伝えしていただき一安心。すぐに移動でしたので母体の話は聞けませんでしたが、もいわれなかったということは大丈夫ということだろうということで一安心。

24時くらいに妻も出てきました。全身麻酔ではないため意識はあります。ただ薬の影響から体が震えています。

ひとまず手術は無事成功でした。よかった。

極低体重出生児

赤ちゃんの体重は1,39gでした。1,500gの体重を下回ると、低体重出生児に「極」がつくようです。1,000gを下回ると「超」低体重出生児になるようです。点滴や鼻から細いチューブを入れており痛々しい感じですが、一生懸命泣いていたり、鼻のチューブを取ろうとしたり、中々に元気なようです。がんばれ!

NICUにはたくさんの子供が入院されており退院準備の赤ちゃん含め36床はほぼ満室。肺が弱い子が多いのか静かな印象。こんなにいっぱいいるんだなと初めて知りました。娘はNICUでは体重は真ん中くらいとのことで、本当に小さく生まれてくる子って多いんだなあと初めて知りました。

小児科の先生から低体重であることのリスク等を説明いただきました。娘の月齢では生存確率は95%、合併症等の可能性は10%程度とのお話ををいただきました。正直おもったよりは厳しいことを知りました。5%って20人に1人の割合。結構多い。

おわりに

赤ちゃんのなまえは「ほのか」ちゃんにしました。生まれてくる前にゆずちゃんと相談してちょうど決まったところでしたのでぎりぎりセーフでした。漢字を決めなきゃ。

今回は結果論として母子ともに無事で、経過も良好ですが、もう少し病院にいくのが遅かったら、実家に遊びに行ってなかったらと思うとぞっとします。

妊婦さんは少しでも体に異常があったらすぐに病院にいくことを心がけていただきたいです。うちの妻も2子目で年齢も30くらいなのでまさかこんな状況になるとは思わず、むくんでるとか、頭痛(前日にもあったようです)等何がしか違和感を感じたらすぐに病院に行くようお願いいたします。

最後になりますが、お世話になったお医者様、看護師様、病院関係者各位、義母、妹さん、皆様ありがとうございます。心から感謝しております。ゆずちゃんもままが大変なときによくがんばったね。

嫁さん、お疲れ様でした。よくがんばってくれました。ありがとう。

ほのかちゃん、よくがんばった!がんばって大きくなってね!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です